リデルガ⑧
「じゃっ、行きますか」
「ぁ、はい」
「お~い、お前ら座れ~今日からお友達が増えるぞ~」
恐る恐る教室に入り、教室を見渡す。
階段状に高くなっていく席。
教室の後ろまで席が連なっている。
「…ここが教室」
席には見覚えのある顔たち。
その中には
ニコッと笑い
予想通り
-予想的中。
「じゃあ、自己紹介どうぞ」
「
「ということで、特化に仲間が増えました。皆仲良くするよ~に~じゃあ、席は特に決まってないから
「はい」
サッと
「ふふっよかったね、
その
-元気にしているかな、
「うん」
すると、
「こ…こんにちは。」
「ぁ、えっと、こんにちは」
「あはは、かぐやったら凄い緊張してる」
「この子は
そう、この特化クラスは見た感じ女子が圧倒的に少ない。そもそも、1クラスの人数も少ないが…。
「人見知りするだけで本当はお喋りさんなんだ、仲良くしてあげてね」
「うん。よろしくね、かぐやちゃん」
「っっ、よろしくお願いしま…す」
真っ赤になるかぐや。
「なに照れてるの~?かぐや~」
「だってぇ~
その言葉を聞いて
「だよね~羨ましい~」
そう言って
「朝も言ったけど、
確かに、
というか…
「…純血?」
「おおい、こら~。そこ、コソコソうるさいぞ~、俺の話聞け~」
「ごめんなさ~い、
「はいはい、もうちょっと静かに教えなさいっ!」
「はあい!」
所々ツッコミたいのを抑える。
そうして、
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