第13話:カクヨムと〝覇権コンテンツ(?)〟
皆様お早う御座います、まちかりです。
最近〝覇権コンテンツ〟がなにやらかにやら、という評論を拝見しました。思うところもありますので、少し書いてみようと思います。
なお毎度のことながら、これはあくまでまちかりの個人的な考察ですので、事実と異なる場合もあることを予めご了承ください。
ことの発端は、「何故カクヨムから覇権コンテンツが生まれないのか?」という創作論から始まったようです。(再読しようと思いましたが、どうも削除されてしまったようで、検索しても引っ掛かりません)。
それに対して「カクヨムは素晴らしいサイト」「このままで何が悪い」と云った創作論が掲載され、そちらの方が支持されたのでしょう。問題を提起した評論は見られなくなってしまった、という展開のようです。
まちかりはまず、何処までの規模になったら、〝覇権コンテンツ〟と呼ばれるのかその基準がわかりません。〝ロシデレなろう作品(なろうと付いているから別サイト?)〟とか異世界モノと言われてもピンときません。もちろん読書はします、本も買います。でもこれが覇権コンテンツだと人から勧められたこともありませんし、書店でそんなコーナーが特設されたのを見たこともありません。
敢えて言わせて頂ければ、未だに〝成〇は天下を取りにいく〟が店頭で平積されていることに驚きを感じます。
お解り頂けたと思うのですが、コンテンツという括りではないと思います。作品ありきなんです。カクヨムが覇権コンテンツを生み出せないというならば、まずそういう作品がないからです(もちろん私も同罪です、多くの方に読んで頂けない作品ばかり載せております)。
最初の創作論は、そこが抜けていたと思います。
とはいえ、覇権コンテンツを生み出せないのは、参加している皆様だけのせいではないかもしれません。カクヨム運営に今までにない新機軸を生み出す気概がない、あるいは見出す見識がないということも十分考えられます。カクヨム担当部署にそれだけの権限がないかもしれませんし、他部署との軋轢でそこまでやらせてもらえないのかもしれません。
「物事がうまく行かないのは、誰か一人のせいではなく、全てのせい」
まちかりはいつもそう思っています。
◇
ただし、覇権コンテンツを産もうとするのは悪いこととは思いません、物が売れての商売ですから。なんと言ってもハクが付きますしね。参加者も増え、盛況になることは良いことです。その分埋もれる可能性も増えますが……ああ、悩ましい。
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