第7話:若い人にはチャンス!読者選考気にする必要なし!

 皆様お早う御座います、まちかりです。


 昨日までに〝カクヨム〟が読者選考重視の市場主義を重視したコンテストの開催を行っている件について書きました。〝カクヨム〟については早く参加し、市場のニーズを捉え、数百から数千の★を獲得し、書籍化へ邁進してもらう……読者選考という市場主義を前面に押し出した方法をとっているわけです。


 しかし、それを若い方に適用したらどうなるでしょうか?

 まずマーケットのニーズを捉える、なんてことは考えもしないと思います。そんな若い時から型にはまったような作品を書いていて、瑞々しい新しい感覚など生まれてくるでしょうか?


 そこに登場するのがこの二つ。

〝カクヨム甲子園〟そして〝カクヨムU=24杯〟です。


 この二つには読者選考はありません。たぶん選考委員が全ての作品を読んで評価するのだと思います。


 まさに文芸を選ぶ賞! 公募と呼ぶにふさわしいイベントであります。


 特に〝U=カクヨム24杯〟は〝24歳以下限定、現代を舞台にした小説〟です。ファンタジーは入れません。今はやりのダンジョンやパーティや何とか令嬢などは入る隙間もないのです。


 24歳以下の方はカクヨムコンの開催などに浮かれず、こちらの公募目掛けて全力を注ぐべきです。相変わらず講評は頂けません、しかしこのイベントでもし入賞することが出来たら、それはマーケットニーズや流行や廃りとは関係ない、ガチの高評価の文芸という事なのです。


 若い人たち! うらやましいぞ!


 ただし、まちかりは他の文芸賞も推しておきます。なぜかと言えば、


「人は一人では成長するのに難しい」


からです。


G〇文庫様、ガ〇ガ文庫様。、メフィ〇ト賞様、 電撃大賞様……それぞれにカラーがあります。そのカラーに染まって成長し書籍化へとつながるなら、それもまた僥倖であると、私は思います。


 ご自分の書き上げた原稿を良く読んで、どの公募に出すべきがぜひ熟考して頂きたいと思います。

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