第4話:やっぱり講評は頂けませんか……。

カクヨムコン10の応募要項、隅から隅まで読みましたが、講評を頂ける様子はありません。懇切丁寧に読みましたが、やはりありません。


 自分の書いた小説の、こういうところが優れており、こういうところが足りない……などというご意見も頂けないのです。


 もう〝カクヨムコン〟を、小説投稿サイトのコンテストと考えない方が良いです。カクヨムコンは既に他の出版社の公募と同じ体制であると考えて間違いはありません。


 落とすときに何の躊躇いもありません、バッサリと落とされます。その代わり受賞した時には公募並みの栄光が待っているはずです。


 講評などという良し悪しの評価もありません、人気があって売れるものが正義なのです。〝カクヨム〟も他の出版社の新人賞や公募と、同じスタイルになったのではないでしょうか。


 そんなカクヨムコンを制する方法は一つしかありません。


 ウケる作品を書いてPVを伸ばし、星を獲得し、書籍化することです。


 悲しいことに、書籍化作品を排除した動きが、それを裏付けています。


 新しい感覚の売れる作品を増やす、それが今のカクヨムの重点目標なのです。

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