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部屋に入るなり、トルソーに着せられたドレスが目に付いた。
赤いドレスだとは聞いていたが……。
「……………………」
思わず顔を赤らめる。
確かに赤いドレスだったが胸元の露出も激しく足の部分に至っては透け感が多すぎて……。
「どうしたの? エフィ」
隣の部屋から戻ってきたリヴェズは、エフィの赤くなった頬と目の前にあるものを見比べ、にっこり笑った。
「ごめんね。エフィ。
それは下着だよ」
「……え……?」
呆然とするエフィを隣の部屋に連れて行く。赤を基調に金糸の刺繍の入った豪華なドレスがあった。
「さ、着替えようね。
手伝ってあげるから」
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