彼女の本性....?

彼女...春華の案内を終えて、昼食もとった俺は本を読もうとしていたのだが....

「なぁ~瑠衣ぃ。なんで助けてくれなかったんだよ~」

修はそう言いながら俺の掴み、体を揺らしてくる


「自業自得だからやめろ。ってか服伸びるだろ」

そう言うも俺の体を揺らすのを修はやめない


仕方ない...これだけはしたくなかったが....

「助けてー奈々ー修に襲われる―(棒)」

そう言った瞬間どこからともなく奈々が現れて修を連れていく

連れていく際「瑠衣!おぼえとけよ!この恨みはらしてやる!」

とか言われたがまぁその時はまた奈々を呼べばいいだけだ

そう思い俺は本を読み始めた






「いやー良い話だった」本を机の上に置き、本を読み終えた満足感に浸っていると

誰かが俺の机の本を持ち上げる

「ちょ、それ俺の本....って」

そう言いかけて俺はため息をつく

そこには不思議そうな顔をして本をジーっと見ている春華がいた

「魔法使いのハーブティー....こんな感じの本見るんですね。」

「失礼だな。ってか人の物触るときは許可取ってからにしてくれないか?」そう言うとあっごめんなさいと言って春華は本を机の上へと戻した


「ていうかなんで俺のところに来たんだ?話し相手に困らないはずだろ?」そう言うと「やっぱりみんなぐいぐい来るので話しにくくて....」そう言って彼女はなので...話し相手になってくれませんか?と恥ずかしそうに言ってくる

正直断ろうかとも思ったが今日持ってきた本はあれしかなかったため俺は「わかった」というと彼女は俺に話を振ってくる

好きな本は?とか好きなアニメは?や好きな有名人は?など色々聞いてきた

正直話が弾んだ

たまたま俺と彼女は趣味があったので俺自身にも彼女にとっても良い時間になった






そして彼女とも会話も終わり下校する時間となった俺は修と奈々と帰ろうとしていた

しかし靴を履き替えるとき俺は忘れ物をしたことに気づき、二人に先に行っといてくれ言い、わすれものを取りに教室に向かう


そして教室前に来た時俺は異変に気付いた


誰かの苦しそうな息遣いが聞こえたのだ

俺は急いでドアを開くとそこにいたのは

「春華....?」

教室にいたのは苦しそうな表情をして荒い息遣いになっている春華だった

「大丈夫か?」そう言った瞬間春華は俺に気づき....


ドンッ!

「え?」

気づく俺は春華に押し倒されていた

「えっ?急に押し倒したどうし.....」

春華の顔が俺に段々と近づいてき...


俺は抵抗する前に春華に唇を奪われた


あ、やっべすごい良い匂いする...って何考えてんだ!はやく引きはがさないと

そう思い俺は彼女を引きはがそうとしたのだが春華の手ががっしりと俺の頭を掴んで離さない

「んんっ!?」俺の口の中に何かが入ってくる

それは....春華の唾液だった


唾液!?ちょ、やばいマジで誰かに見られたら殺される!

そう思い今度こそ全力で抵抗したのだが春華はなぜか見た目とは違いかなり力強く俺の抵抗虚しく時だけが過ぎてゆくのだった

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さよならを言う日 極彩色 @ruisyousetu

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