第25話

そのまま、泊まろうとも思ったのだがなんか申し訳なかった。


私は、断ろうと思って葛馬さんの顔を見上げるとすごく期待をしている眼差しでこちらを見ていた。



私は、その目を見たら断りづらくなってしまい渋々了承してしまった。


私は、半分自分へ呆れながらも、喜んでいた。


そんな中途半端な心情でハハに連絡を入れた。



「”お母さん。今晩は、葛馬さんの家に泊まります。明日の朝には必ず帰ります”」



私は、形態でそう打って送信ボタンを押した。


そしたらなんと、3分で「”了解!楽しんできてね(*^^*)”」と返信が来た。


私は、なんとか母さんが反対しなくてよかったと安堵していた。



それから、私は、シャワーを借りて葛馬さんの服も借りた。


葛馬さんの服が大きすぎるのか、170cm近くある私でも、


ワンピースみたいになってしまった。



一応、ズボンも借りたのだがこのままでもいいだろうと借りたズボンを履かずに


葛馬さんの所へと行った。


葛馬さんはとても真剣に映画を見ていた。


少し犯して私は、笑ってしまった。



私は、そのまま葛馬さんの横に座り込んだ。

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