第37話
「なんであんた、泣いてたの?」
「えっ,,,,あぁ、傷つけちゃったなぁと思って,,,,」
「なんでそんなことを思ったの?」
「泣いていたから,,,,,,」
「演技とか思わなかったの?なんで,,,,,,,」
「傷つけたなら、本当にごめん」
「嫌いなやつに、あんなことを言われたら嫌だよな。。。ごめん」
なんで謝るの?
思わずそう言いそうになった。
なぜかわからないけど、謝られたことがすごく嫌だった。
「あんたは、本当に私のことが好きなの?」
「‥‥‥‥‥‥うん。それだけは嘘じゃない。罠とかでもない」
その言葉を聞いて安心した私は、再び泣いた。
「えっ‥‥‥‥そんなに嫌だった?ごめ,,,,,,,,」
「違う!なんでかはわからないけど、なんか嬉しいの,,,,,」
「それ‥‥‥‥‥ほんと?」
「う,,,,ん」
その後んことはよく覚えていない。
ただ、初めて好きという感情を知った。
今二人でしている行為がどういったものかはよくわからないが愛し合う二人ですること、そして気持ちのいいことということだけはわかった。
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