第24話

「ちょっと、あんた急に何すんのよ!」


「帰って,,,,ほしくない,,,,,,,」



いい年して子供みたいなこと言って‥‥‥‥‥

ほんとにいい加減にしてほしい



「もう、何言っての?離して!」


「隣りにいてよ,,,」


「嫌なんだけど、てか、セフレでも呼べばいいじゃないのよ」


「灑華,,,じゃないと無理,,,,,,,,」



何故か、鬼塚に”灑華”って呼べれたときにドキッとした。

この気持が何なのかわからなかった。



結局、鬼塚の力に勝てずそのまま隣りにいることとなった。



メッチャ、抱きしめてくるやん。

ガチで何なんコイツ。

セフレでも呼んで、イチャイチャしてろよ。



そんな事を考えてムカムカしていると

力強く私を抱きしめていた腕も、力が弱まっていた。



私は、鬼塚の腕をどけて起き上がる。

鬼塚が寝ていることを確認して部屋から出る。



明日は、会社なので早めに家に帰れるよう

走って帰った。

多分、走っているときは、顔が熱くなっていて

赤かったと思う。

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