第9話

ピピピピピピピピピピピ,,,,


まだ外が薄暗い時間帯に似合わないアラームが鳴る。


私は、この音を聞いてハッと目を覚ます。

ああ、1:30にセットしたのか。

まだ1時間30分ある。

まあ、ゆっくりすればいいか。


わたしは、起きてすぐに着替える。

着替えたら次は、今日のスケジュールの確認だ。

スケジュール表を見ようと引き出しを開ける。

引き出しの中には、宝物が入っていた。

組のみんなと義母ははの写真、海岸で拾った貝殻、きれいな石ころ、


見ていたら懐かしくて、泣けてきそうにもなった。

けど、もう私は決めた。

此処においていくと。


私は、引き出しをそっと閉め、スケジュール表を開く。


今日の内容は、

まず、用意されているホテルに行く______。


ああ、今日やることは特になさそうだ。

何もやることがないとわかった私は、荷物チェックをすることにした。

__________忘れ物はなさそうだ。


フッと時計を見ると2:00になってた。

ほんとに時間が早く過ぎていく。

哀しく、寂しと感じてしまった。


「あの、灑華嬢?朝食の準備ができやした」


「わかったすぐ行く」


もうご飯できたのね。

私なしでもやっていけるわねこの組は。

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