第6話

その後のことは、私も聞いていたが当時まだ6,7歳ぐらいだったので、

よくわからなかった。

詳しく聞いたのは、もう少し大きくなってからだった。


話の内容は、

主に義母ははに1000万近くの遺産があったということと

うちの組のボスを私に任せたいというものだったらしい。


うちの組には、

殺し屋、スパイ、などなど

それぞれの仕事をこなせる人だけがボスになれる。

私には、それだけの能力スキルあったということだ。


義母かあさんは、そういう事も考えて私に任せたいと思ったのかな

最初、これを知った師弟達は、猛反対をした。

中には、私を追い出せというものまで居たくらいだ。


けれど、親父が話の続きを繰り越そうと提案したことにより私は、追い出されずに済んだ。

今では、話も丸く収まり、猛反対していた師弟たちも私を慕ってくれるようになった。

今では、私が義母はは的存在。


けれど、やっぱり気がかりなことがある。

それは、虎汰朗だ。

虎汰朗は、私が義姉だということを知らない

また、私が次期ボスということも知らない。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る