第9話 like a roller coaster

 愛おしくてそっと綾乃を抱き寄せてゆっくりと横になる。ピロートークが始まると体全体をフェザータッチで撫でながら、綾乃の目に視線を落とした。



「夢みたいだったよ。すごくいい気持ち」


「……あたしも」



 亮介はまるで自分の恋人かのように綾乃を見つめ、キスをする。

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