応援コメント

愛の形」への応援コメント

  • 『死』という事柄でこんなに愛を感じさせられるとは思いませんでした!読んでていい切なさを感じました!面白かったです

    作者からの返信

    ご感想をありがとうございます。
    死という概念から退廃的な要素だけでなく、愛の部分を感じていただけて嬉しいです。面白かったと仰っていただけて、ホッと胸を撫で下ろしました。

  • 「優しい言葉」が必ずしも求めているものとは限らないのですね……ラストの結月さんのセリフ、切ないです。

    作者からの返信

    ご感想、ならびにレビューを本当にありがとうございます。
    愛情も、希望も、人によって形が違うように、優しさの形も一辺倒ではないところが、人の心の難しいところですよね。

  • 「愛の形」……読み終えた後にタイトルを読み返すと、じわりとくるものがあります。目に見えず、触れることもできない「愛」。それを形にする言葉や行動。この作品は、ある「愛の形」を3000字足らずで描き切っていると嘆息しました。素敵です。

    作者からの返信

    ご感想をありがとうございます。
    ささいな言葉やなにげない行動に目を留めていただき、さらにそこからひとつの「愛の形」をすくい取ってくださったことを、とても嬉しく感じております。愛とは不明瞭であるからこそ、人は自分なりの愛し方を探してしまうのかもしれないですね。

  • 失うことを意識しながら愛し合う人たち。その是非はともかくとして、願っても怖れても運命は容赦なく人の気持ちを裏切っていきます。それでも笑顔を忘れることなく生きていく。それが大事なのかもしれませんね。

    ※まさしく煙草が原因で相棒を失くしたばかりだったので、来るものがありました。ただし肺がんではなく、くも膜下出血――突然死です。煙草にはこちらのリスクも高く、人の口の中に吐き出すとか、さすがにちょっとアレです(^Д^;)

    作者からの返信

    ご感想をありがとうございます。
    煙の口移しとそのリスクについては、物語の根幹に関わる部分に触れるため、具体的なコメントは控えます。
    ただ、きちんと煙草のリスクを理解され、文則のした行為に嫌悪感を抱くことは、私は正しいことだと考えます。副流煙の危険性は、もっと周知されてほしいものですね。

  • 愛することと死を結びつけるほど真剣な愛なのですね。悲しくて美しい小説だとおもいました。生きている二人が幸せであってほしいな…。

    作者からの返信

    ご感想をありがとうございます。
    この作品の中に、微かにでも美しさを見つけてくださって、とても嬉しい次第です。幸せをどこに置くかによって見え方が変わる可能性はあるものの、それでもこの二人が一緒にいるということは、それなりに楽しく過ごせているのかもしれませんね。


  • 編集済

    切ないです……。
    相手と共に死にたい。置いていかれたくない。それは、強烈な愛なのでしょうね。しかしある日突然、断ち切られて……。残り香は纏わりついたまま離れず、時は進んでいってしまう。
    結月は、今隣にいる人のことも愛しているのでしょうね……。そして、元彼が結月を連れていかなかったのは、彼女に生きて欲しいと心の裏では願っていたからなのかな、と少しばかり思いました……。
    愛の形を考えさせられる、良質なお話でした。
    読ませていただき、ありがとうございましたm(__)m

    作者からの返信

    ご感想をありがとうございます。
    結月が死を選ばなかったのは、周りが止めたからなのか、元カレが彼女を死から遠ざけたのか……想像が膨らむ部分で、彼らの抱く愛や死について考えてくださったことが嬉しい次第です。切ないと、そのようにこの作品を感じていただけたことにも感謝いたします。

  • こういうやり取り……大好きです(*^▽^*)

    愛は確かに重いですが、結月の望む死に方にとても共感を覚えました。
    共に死ぬことはできませんが、せめて……と。

    作者からの返信

    ご感想をありがとうございます。
    結月の考えに共感してくださり、作者としても密やかに安堵を抱きました。彼女の考えに寄り添ってくださったおかげで、彼女もひとりではないこと、そしてこの作品が誰かに寄り添えることがわかりました。感謝の気持ちでいっぱいです。

  • こういうのは否定はしないですが、重いですね。

    作者からの返信

    ご感想をありがとうございます。
    この重さが本当に愛なのか、健やかな情動なのか。すこしでも感じるものがありましたら幸いです。

  • 性格は違えど、三人とも愛が重いですね。
    いやでも、孝典のは愛が深いのか? そして文則は本気の言葉か怪しい気も……。
    結月は愛と死が近いよ……、依存だよ。わかるけどね。
    愛するって難しいです。

    作者からの返信

    ご感想をありがとうございます。
    愛情も、深さや方向性が違うとなにが正しいことなのか、わからなくなってしまいますよね……。彼らの愛し方について、いろいろと考えてくださってありがたい次第です。

  • 孝典さんの、大切な人への配慮を積み上げたような(でも当人にとってはとても自然なんでしょうが)セリフにやられました。孝典さんみたいな人柄に憧れます。

    作者からの返信

    ご感想をありがとうございます。
    孝典の台詞には彼のいろいろな情動を詰めていたので、注目してくださって嬉しいです。たしかに、配慮という表現がまさにしっくりくる気がいたします。

  • 二人の彼を通して愛の価値観を見ているようでした。
    日常的な会話でよくあるワンシーンなのに、深く考えさせられる、そんな小説で素敵です。

    他の男の話をするとタバコの煙を口移ししてくる…個人的にとてもエモいシーンだなと思いました。煙草を吸う男性って魅力的に見えますよね。
    学生時代に惚れて付き合ってしまうのもリアリティあって尚更好きな箇所です。

    あとタカノリとフミノリ。
    名前が似ていることから、今カレに惹かれたのは元カレの名前と似てたからなのかな?と想像するのも楽しかったです。

    作者からの返信

    ご感想をありがとうございます。
    作品を通していろいろ思考したり、想像を膨らませていただけて光栄です。また、この作品にエモい要素があったことに、私自身気付かされました。とても嬉しいです。

  • 愛というものについて、色々と考えるきっかけになる作品でした。

    相手を看取りたいと思うのも、一人残されたくないと願うのも、それぞれ愛の形。結月ちゃんにとっては、一緒に死にたいと思えることが愛なのでしょうか。

    いずれにせよ、そうやって深く考えられる相手と一緒にいられることが、幸せなのかなと思いました。

    作者からの返信

    ご感想をありがとうございます。
    一言で愛と言っても、感情の重さや方向性は多種多様なのかもしれない。そのようなささやかな心の機微に触れ、思案してくださるだけで、この物語を書いて良かったなと感じました。

  • 愛の形、人それぞれの深淵に灯る想い。その本質を垣間見せて繋がる愛はとても愛おしいですね。勉強になりました。ありがとうございます(^^)

    作者からの返信

    ご感想をありがとうございます。
    まっすぐにはなれないけど一途ではある愛の形を、愛おしいと仰っていただけて胸を撫で下ろしました。すこしでも感じるものがありましたら幸いです。

  • ラストまで読んで、タイトルがストンと落ちてきました。

    大人の愛の形。結月は今の自分と前の自分、どう思ってるのかな。変わらないのか、変わったのか。

    読後にいろいろと余韻のある物語でした。
    ご紹介ありがとうございました。

    作者からの返信

    ご感想をありがとうございます。
    シンプルなタイトルではありますが、物語の本質をきちんと表現できていたようで安心しました。余韻を感じていただけて、とても嬉しいです。

  • 相手を大切に思う愛と、相手を自分のものにしたがる愛があるとして、その2つの愛のバランスは人それぞれで、極端に言えば大切にされるのが好きな人も、独占欲の餌食にされるのが好きな人もいるっていう話ですよね。

    愛の理想形は人の数だけあって、それがピッタリとはまらない時の切なさ。愛情は確かにあるのに、どこかですれ違ってる。そんな機微を楽しむ人間ドラマ、素晴らしいです。素晴らしい作品をありがとうございます!

    作者からの返信

    ご感想をありがとうございます。
    ピタリと当て嵌まったり、すれ違ったり、それでも好きでいたり、振り向いてばかりいられなかったり……そのような愛情の機微を丁寧にすくい取ってくださり、とても嬉しい次第です。