第17話 完成出来なかった者Ⅱ

「私の過去は、私は名の無きただのサラリーマンでした。ある時一人の少女に出逢ったんです。 その少女は人とは少し違っていたんです。いつも自分の想いを押し殺して、自分のことは二の次でそんな少女には夢があったんですよ。アイドル誰もが一度は憧れるそんな存在になりるのが少女の夢だったんです。名無しさん、一般人がアイドルになることなんて出来ると思いますか?」と結人が聞くと俺は少し悩んで「それは無理なんじゃないか? アイドルって言わば産まれた時点で決まるそんな世界じゃないのか?」と聞くと奏も「そうね、アイドルっいそんな世界よね。」と言うと「そうなんですよ。誰もが無謀と言ったものを私は実現したいそう思ったんです。 産まれもった才能も大事ですが、私は少女の言葉に感動して私は叶えさせてあげたいとそう思ったんです。 不純な動機ではなく、アイドルになって人の支えになりたいって言ってくれた少女の為に私はあの死ぬ瞬間でも少女のことを想っていました。」と結人は涙を流しながら言った。

「丁度世の中にVTuberとゆうものがで来はじめたんです。 私たはそれにヒントを得て会社を立ち上げました。両親や友達にもそして知り合いからにも途轍もない反対を受けました。「お前には無理だとか」「その会社が失敗したらどうするのか」など絶えませんでした。でもやっと会社が出来て一人の少女は遂にもう一人の自分を造り上げて徐々に人気が出てきたんです。最初は私の声で共にやりたいと言ってくれた人達と五人でやっていた会社がどんとん大きくなり、同じ想いを持っている人を集めて期を造ったんです。最初に武道館でライブをさせたいなと思っていたのはこの会社を造るきっかけになったユイナに武道館のど真中立たせたいなと思い計画を建てていたんです。でも武道館ライブ二週間前に私は倒れてしまったんです。心臓病だと意思に言われました。それでもライブを完成させる前に死ねないと思い病院を脱け出していました。そして一週間前に私は病院のなかでまた倒れてしまいそのまま死にました。 私はあの日始めて運命を呪いました。私が死んでしまったばかりにライブは完成出来なかったんじゃないかと、こっちに来てからもそれだけが心残りで。今私が死んでから何年経ったか分かりませんが、まだ会社が残っているか分かりませんがそれでも最後に見届けたいんです。私に夢を与えてくるた少女は今幸せに暮らせておるかどうかをこの目で確かめたいんです。」と結人は力強く言った。

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