完成出来なかった者
第16話 完成出来なかった者Ⅰ プロローグ
俺と奏はしんとが去った部屋を出て、エンジェルが居る受付のところに向かった。
「お疲れ様です。奏様、名無し様」とエンジェルが言うと「ほんと疲れたわよ、でこれから休憩あるわわよね?」と奏が言うとエンジェルが「いや休憩はありませんよ。また仕事が入っていますよ。」と言うと「どんだけブラックなのよ、労働基準法とか知らないの?」と奏が不機嫌そうに言うと。「貴方様が始めた仕事なのでちゃんと仕事してください。」とエンジェルが言うので「奏が始めたのかこの仕事?」と聞くと、「ええ、本来だったらこの仕事はないわ。この仕事は私とエンジェルが一緒に始めたものだわ。」と奏が言うと「最初は驚きましたよ。突然天使の仕事を辞めて、新しいことをやりたいとおっしゃて大天使様に許可を取ったりとあの時は大変でした。」とエンジェルが言うと「そうね、あの時は大変だったわね~」と言った。
「それで仕事は?」と奏が聞くと「一人の魂が悔いがあるので、次の生に逝く前に見届けたいものがあると、受付のところに申請を出していました。」としエンジェルが言うと「その魂を呼んで頂戴。また仕事よ名無し行くわよ」と言うと俺は頷いた。
「奏様、名無し様、こちらの魂が例の魂です」とエンジェルが言うと「初めまして私は結斗と申します。本日は宜しくお願い致します。」と結斗と名乗った魂は光出し人の姿になった。
「私は奏、こっちが相棒の名無しよ。それじゃあ、早速貴方の過去を教えて頂戴」と奏が言うと結斗は語りだした。
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