未練だけがそこに

第11話 未練だけがそこに居るⅠ

「やっと戻って来たわね。」と奏が言うと「長かった仕事もこれで終わりか」と俺が言うと「そうね。休めるって最高~」と奏はソファーに座った。そんなこんなで俺達が休んでいると


「奏様、仕事が入りましたので至急受付にお越しください。」とエンジェルの声が放送に流れて、「また仕事、流石にあと二時間ぐらいは休ませてよ~。」と奏が言うので「しょうがないだろ。仕事が入ったんだから」と言うと奏はソファーから立って「しょうがないから行くわよ名無し」と言うので俺は頷た。


「ワープ」と奏が言うと受付と書いてある所まで転位した。「お待ちしておりました。奏様」とエンジェルが言うと奏は「今度は何の仕事?」とエンジェルに聞いた。「今回は一人の魂が選択が決まらないから相談に乗って欲しいと依頼が来ました。その魂の名前は失人次の生にも期待できず、また失うのが恐くて悩んでも答えがでないと言っていました。」とエンジェルが続けて言った。「そう、なら失人を呼んで出来ることはやるから」と奏が言うとエンジェルは「はい、ではお呼び致しますので少々お待ちください。」と言った。


しばらくするとエンジェルが一人の魂を連れてきた。「この人が失人です。」とエンジェルが言うと「失人です。本日は宜しくお願いします。」と言ったの奏が「ええ、宜しく。とりあえず長くなりそうだから場所を移すわよ。」と奏が言った。


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