第101話
(直樹side)
「バカかよ…クックッ…!!」
「すみませ…クッ…」
リビング階。目の前には笑い声が漏れる若と同じく笑うことを我慢出来ない秋さんがいて。それを苦笑いで若の隣で見る百合さんと、
…ズボンが泥まみれの落ち込む透さんがいた。
買い物帰り、敵に襲われたけどいとも簡単に倒した透さん…だったのに。振り返って俺らの所に戻ろうとした時、透さんがいたのは道路脇の側溝で。漫画のように綺麗に足を取られそのまま…
「もういっそ笑ってくれ…」
席に着きながらテーブルへ項垂れる透さんに
「くそだせぇ…クックックッ!!!」
「透さん狙ってもそんなこと…できな…クックッ…」
容赦なく笑う若と秋さん。
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