第100話
「グッ…!!」
ナイフに集中してるとこ腹に一発入れれば、そのまま地面に倒れ込み試合は終了。
「ふぅー、終わった終わった。準備運動にもなんねぇな」
手をパンパンと払い百合ちゃん達の所へ戻ろうと振り返った瞬間だった。
「透さん!!」
「危ない!!!」
百合ちゃんの俺を呼ぶ声と直樹の危険を知らせる声が聞こえた。
「えっ…」
普段だったら絶対にしないミス。
百合ちゃんを守ること、直樹の前でかっこつけることに気を取られていたのか。
気付いたときにはもう遅かったんだ…。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます