第49話

今日はホールには人がいない。



みんなでてるのかな?いつもホールには誰かしらがいるのに。まぁいいや、そのまま見張り役の組員さんのとこへ歩き続けた。



外への自動ドアを通り、見えたのは見張り二人の背中。あ、あの後ろ姿は藤井さんかな?もう一人は…しゃがんでいてよく分からなかった。



でも…。いつもなら道路への階段を挟むように立っている二人。それが右側に二人集まり何かを見ているようだった。



驚かせちゃおうかな。



そう思ってゆっくり近づけばだんだん聞こえた話し声。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る