第25話
(颯side)
白城組、それは古くからある組で、最近はそこの組長が死んで若頭が頭に上がったと聞いていた。
「極悪非道で有名だった白城組ですが、若頭が頭就任をきっかけに、正当な組を目指しているようですね。ですがそれだとまだ資金繰りが難しいようで…。相変わらず銃や薬を使いたい派閥と内部分裂しているようです」
透の電話を受け幹部部屋へ行けば、資料を持った秋から報告を受けた。
「傘下の組が急に襲われたと先程連絡が。若頭が銃のルートを塞いだようで、手に入らなくなつた下っ端が無理矢理奪いにきたんでしょう」
秋に続き報告する透。
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