第8章
第33話 革命を続けるためアウレリャノ・ブエンディア大佐はカリブ海を転戦する
177ページまで読んだ。
成長したアウレリャノ・ブエンディア大佐の息子、アウレリャノ・ホセは、叔母に当たるアマランタに恋している。ピエトロ・クリスピを死なせ、ヘリネルド・マルケス大佐を拒絶し、男性に対する負い目のようなものを抱えているアマランタは、一時的にアウレリャノ・ホセの恋情を受け入れるが、母親のウルスラに甥との関係を知られそうになったことをきっかけにアウレリャノ・ホセを拒絶する。
戦争は次の局面を迎えていた。自由党の領袖が政府と取り引きを行い、政府と反乱武装勢力との間で和平交渉が進められることになったのである。しかし、この停戦交渉に不満を持つアウレリャノ・ブエンディア大佐は、夜陰密かにマコンドへ戻り、町の守備隊を解散させると、腹心の部下と共に町を去った。この時、アウレリャノ・ホセは父親に同行している。
政府と反乱軍の戦闘停止が報道された10日後、さっそくアウレリャノ・ブエンディア大佐は武装蜂起した。大佐の部隊は各地で敗走するが、その都度別の場所を襲撃し、人々に戦い続けることを訴える。一旦は、作戦中に死亡したというニュースも流れたが、そのころは自国を離れ、カリブ海沿岸の連邦勢力の戦いに参加していた。大佐は中央アメリカの連邦勢力を糾合し、アラスカからパタゴニアに至る地域の保守政権を一掃しようと考えていた。
☆
コロンビアの歴史や、その経過についての知識があれば、このあたりのくだりをもっと楽しめたかもしれない。よくわからなくてモヤモヤする。
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