陽炎

陽炎が地瀝青を存分に揺らし、蝉時雨が街角を舞台に弾奏を繰り返す。御膳上等の音楽楽団は私自身を牽引し、駆り立てられた不安が相貌を覗かせた。「まだ宿題やってない。」重々しい言葉だった。

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四端各節 ぽつねん独り @potsunenhitori

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