カサブタ


君の名前を聞くたびに、僕の心が強く脈を打つ。


僕の中で反芻する、綺麗な絵本と残酷な現在。


その度、後悔が波として僕に打ち付ける。


彼を見る君は、どうせ、眩しくて仕方ない。

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