第23話

それから、運転手つきの和也の車に乗せて貰って、車が動き走りながら、「ずっと沙織の姿を見ていた。」と和也は、よそ見をしながら言ってくれた。


心配してくれていたんだ。

私は嬉しかった。

いつも笑顔だった和也とは大違いでした。

でも、こっちの方がイケメンに見えた。


走っていた車が何台か止まった。

ここ何処なのか、和也に聞いたら、和也の家だった。

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