第26話

どうして!?

あたしの方が可愛いでしょ!?

綺麗でしょ!?

身体だって…!!




麻「無理だろ」



「ハァ!?」



八雲の隣にいた麻也を睨む。



可愛い顔をしてるのが余計に憎らしい。



なんで、麻也に言われなければならないのか!!




や「麻也の言う通り、テメェじゃ無理だ。俺は…」


麻「やっくんは…」





や・麻「"チビ姫"にしか反応しねぇし」



「なっ!?」




や「胸ぺっちゃんこ?上等。俺がこれから育てるから問題なし」



麻「やっくん、手がやらしい…」



や「お?………あっ!?」



麻「あ?」



や「ティッシュねぇか?」


麻「ゲッ、鼻血~!?」



あたしの胸には、1つも反応を示さなかったのに、あのチビのは、想像しただけで鼻血が出たってこと!?




屈辱に体が震える。



もう話すことはないとばかりにあたしの側を離れ、騒がしい方へ向かう二人。





「なんなのっ!?なんだってのっ!?」

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