第21話

そんなにかー!?

そんなに、あたし女の子らしくないかー!?



地味にショックを受けた。




や「いいんだよ」



「う?」



や「お前はそのままで。そのままが一番可愛い」



「おっやっつ///」



くぅぅぅぅぅ///



や「おやつ?」



サラッと胸ズッキュンなこと言ってくれるもんだから、変なことを口走ってしまった…。



麻「ああ、でも。やっくんの側にいるときは、女の子に見えるな」



「んなーーー!?」



や「だろ?」



麻也の言葉に満足げに笑う八雲さん。



え?

そうなの?

マジなの!?



ぬぁぁぁぁぁぁあっっ///


恥ずかしっっ



や「ハイネ…」



「もっしも~し」



妖艶に微笑む八雲さんがあたしを呼ぶ。



恥ずかしくて顔を上げられないあたしは顎を掴まれ、上を向かされた。



すぐ近くに八雲さんの顔。



鼻の頭に八雲さんの唇が触れる瞬間…stopがかかった。



や「あ"?」




女の子が、あたしを睨んでた女の子がすぐ側まで来てた。

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