第19話 グラストさんのものは、すごく大きくて強そうです…… ラフィーナ視点

【ラフィーナ視点】


「わたしはなんていやらしいことを……」


 わたしは大浴場から出てきた。

 いったいわたしは何をしていたんだろう……

 グラストさんの……を口で。


「わたしは大聖女なのに……」


 まだ身体が熱い。

 ここもすごく濡れている……

 でも、とにかく服を着なくちゃ。

 

 わたしは急いで服を着て、教会へ帰ることする。

 グラストさんの逞しい身体を見て、つい気持ちを抑えられなくなって——あんなことをしてしまった。

 途中で我に帰って、わたしはグラストさんの前から逃げ出してしまう。

 ごめんなさい、グラストさん。


「でも、早く帰って……この気持ちを吐き出したい」


 わたしは教会本部にある、自分の部屋へ帰ってきた。

 そのまま服を脱いで、ベッドの上で……さっきの続きをすることにした。

 もちろんわたしの妄想だ。

 グラストさんと最後まで……をすることを想像して。


「はぁ、はあ……グラストさんのもの、すごく大きくて強そうだったなあ……」


 グラストさんのものは、いい匂いがして、見ていると愛おしい気持ちが溢れてきた。

 それで自分を抑えられなくなって、触って、それから口で……

 グラストさんに気持ちよくなってほしかった。少しでもわたしで癒されてほしかった。


「熱く、脈打っていた……すっごく、可愛かった」


 またぐっしょり濡れてきた。

 わたしは下着を脱いで、指を沈めていく。

 

「グラストさんを……ここにください」


 もし口じゃなくて、ここにグラストさんが入ってきたどれだけ幸せだろう。

 グラストさんのすべてを受け入れたい。

 激しくされてもいい……全部ここにぶつけてほしい。


「はぁ、はぁはぁ……グラストさんっ!」


 指を激しく動かして、わたしはグラストさんと一つになろうとする。

 ビクッと背中が震えて、言いようもない快感が、お腹の下から全身を駆け巡った。


「くぅぅ……っ! はぁ、気持ちいい……」


 まだまだ足りない。

 グラストさんを想って、わたしは再び指を動かした。



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