第18話 悪徳神官を許さない…… エルネスト公爵視点
【エルネスト公爵視点】
グラストがラフィーナと身体を重ねていた、一方その頃——
「クソがぁ……っ!」
ガシャンっ!
わたしはワイングラスを壁に投げつける。
ここはエルネスト公爵家の館。
王宮を追い出されたわたしは、部屋で怒りに震えていた。
「あんな悪徳神官に、我が誇り高いエルネスト公爵家がコケにされるとは……!」
わたしは剣を抜く。
エルネスト公爵に代々伝わる、龍殺剣。
1000体のドラゴンを殺したと言われる、古代武具のひとつだ。
王家と、その親戚である公爵家のみが所有し、高貴なる者の証。
「王妃様の前でわたしを侮辱しおって……」
公爵家が男爵家のグラストに礼を言うなど、貴族社会ではあり得ない……
いくら王女殿下を救ったとはいえ、王妃様も頭が狂ったとしか思えない。
「いや、違う……王女殿下を救うのは、本当はわたしだったのだ」
わたしは龍殺剣を握りしめる。
そう……この龍殺剣で世界樹を守るドラゴンを倒し、世界樹の聖水を手に入れた。
すべては我が息子——ダストを王女殿下と結婚させるためだ。
王女殿下の呪いを解いた功績を足がかりにして、王妃様にダストを婚約者候補にしてもらう算段だった。
なのに、それをあの悪徳神官が……
「旦那様、お茶が入りました」
メイドのエステルが紅茶を持って部屋へ入ってくる。
ついこないだ我が家に来た、新人のメイド。
たしか今年で十八歳だとか……デカい乳だ。
……今日はこいつにするか。
「脱げ」
「えっ……?」
「さっさと服を脱げ」
「ふ、服でごさいますか……?」
エステルは戸惑いながら、エプロンを外す。
「おい。服を脱げと言ったんだ」
「え、あの、旦那様……」
「全部脱げ」
顔を赤くして、動かなくなるエステル。
素直じゃないメイドだ。
調教が必要だな。
「おらぁ!」
「きゃあっ!」
わたしは龍殺剣を振って、エステルの服を切り裂く。
若い雌のハリのある乳房が露になる。
なかなかいい色の乳首ではないか……!
「きゃぁあああっ!」
エステルの叫び声を聞いて、使用人たちがこの部屋にやって来るが……
「旦那様、お楽しみでしたか」
使用人たちはエステルを助けることもなく、部屋から出て行った。
「ど、どうして……みんな助けてくれないの?」
「それはな。わたしが公爵家の当主、つまり【神】だからだ」
「か、神……?」
「ほら、早く神のものをしゃぶれ」
わたしはズボンを下ろして「我が神」を突きつける。
我が神は興奮しているらしく、巨人のようにエステルを見下ろしていた。
「い、いや……です」
「そうか。なら、ここで首を刎ねるぞ」
エステルの首に龍殺剣を近づける。
「くぅ……」
泣きながらエステルは、我が神を口で……
「グラストぉぉ……必ず貴様を殺すからな」
メイドを凌辱しながら、わたしはグラストへの復讐を誓った。
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