第1話 高校の入学式(の前)
「大和!おはよう!」
「朝からうるせえな、
俺は、
俺は今、
ここ、
朝からうるさいのは俺の幼馴染の、
…そして、俺の大事なことも知っている。
「そういえば、あのアニメ見たか?」
「あのアニメ?何だそれ」
「知らねーのか!今大人気のやつだぞ!」
興奮するのはいいんだが、鼻息が荒すぎる。ほら、後ろを歩く女子が引いているぞ。
「はいはい。で、どんなアニメ?」
「【
「...」
実際のところ、あの時から、剣や刀の話題は
「お、ついたぞ。一緒のクラスを望むぜ!」
いつの間にか、学校の手前についていたらしい。
「理由は?」
「大和が一人”ぼっち”にしないため!」
「本音は」
「宿題を見せてもらうため...って言わせんな!」
「宿題ぐらい自分でやれよ」
「でも...授業中寝ちゃうかもしれないし...」
「じゃあ、寝ないように努力しろ」
「ぴえん」
「ぴえんじゃない」
このバカを無視して、昇降口に行き、クラスを確認した。
「うげぇ、このバカと一緒か」
「よっしゃぁ!」
まさかの一緒のクラスだった。
「これから1年間よろしくな!大和!」
「…よろしく」
これからどうしようと本気で思った。
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多分コロコロと公開するので、気長に待っていてください。よろしくお願いします。
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