恋物語
ビル
第1話
私は約9か月間遠距離恋愛してきた。唯一の共通点は同じSNSをしていることだ。
付き合い立ては正直言って何が何なのかわからなかった。私は最初はなんとなくいれば良いんだと思っていたが次第に惹かれていった。どんな所にひかれていったのかというと、素直で正直者で優しいところだ。わたしは精神疾患を持っている。死にたいとか言って再三迷惑かけてきた。しかし、それを全否定することなく、受け入れてくれた。まだ一度もあったことがない。もしかしたらネット上の様子とは全く違うのかもしれない。そんな不安もあった。だがしかし、日に日に好きになっていくばかりで会いたいという気持ちが強くなっていった。時にはLine返すのが面倒だと思うことがあった。電話をかけたいけど電話をかけるのに勇気が要ったり。と様々な感情と出会ってきた。年の差もあり、話し合うかな?と思うことがあったが、話しがよくかみ合ってた。もしかしたら、相手が併せてくれていたのかもしれないけれど。そんなこんなで毎日を過ごしていた。
お付き合い初めのころ私は何を話して良いのか分からなかった。好きな食べ物とキライな食べ物を聞いた記憶がいまだに残っている。そう、私は話下手なのだ。それもあり私から話すときはしょうもない内容だった。電話の頻度もたまにやる程度。本当に付き合ってるのか実感できてなかった。それもあり私は他に好きな人を作ってしまった。一回お別れをしてお付き合いした。そのときは友人関係になった。他の人とお付き合いしていたが最終的には裏切られて、強いショックを覚えた。そんな時にしっかりと叱ってくれたのが元カレだった。ここで元カレと書いた通りじつは今はお別れをしている。話しは戻るが、しっかりと叱ってくれ私に愛情を注いでくれた。それもあって私は復縁しようと思った。復縁してからは自分も中でなぜ付き合ってるのかよく理解したうえで付き合った。どんな付き合いかというと、先ほども述べた通り、裏切られた私をしっかりと叱ってくれたことが決め手でお付き合いしようと思った。そして2回目のお付き合いを始めた。
2回目のお付き合いでは、電話の頻度も増え、相手のことを深く知るようになった。深く知るにつれて、大変な思いを今までしたんだなと思うようになった。同情したわけではない。寧ろよく頑張ってきた。そういってあげたかった。神社で早く会えるようにお願いしまくった。だが、会うことはかなわなかった。でも毎日電話をするようになってそれで我慢していた。ある日私との間に事件が起こった。これが原因で別れたと言っても過言ではないだろう。急に相手のことがめんどくさいと思うようになってしまったことだ。私はこれを蛙化だと思ってすぐに打ち明けた。すると関係性のことや今後の話になっていった。ここで私は後悔していることがある。それは、私が蛙化のことを言わなければ今別れていなかったのではないかということだ。調べてみると恋愛の倦怠期に半年も入るそう。付き合って9カ月余り。それはもう倦怠期真っただ中であっただろう。言い方にも問題があったのかもしれないが今はとても後悔している。あのとき相手よりも早く返信しておけば今はまた違った感じだったのかもしれない。
距離を置いて学んだことがある。めんどくなったら連絡の頻度を落とすだけにしとけばよかったこと。再燃してきたことだ。前者で述べたことは、今回の私の落ち度だった。これには反省している。反省しているからこそ今文章にしているのだ。同じようなミスを繰り返さないように。別れて一夜経ってもなお心が苦しい。昨日の夜は眠れなかった。別れたのが受け入れられなかった。別れた次の日相手に私の心のうちを語った。叶うならばもう一度やり直したい。悔いのない恋愛をしたい。読者の皆さんにも同じような経験をした人がいるかもしれない。恋愛は失敗してから強くなると聞く。いつまでもくよくよしないで今日から再アタックしていく。
恋物語 ビル @marrs
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