第10話 S級男性警護官
翌日、今は人生2度目の車に乗って警護官がいるところに向かっている高いビルに囲まれた街並みを見る。
「やっぱり女性ばかりだね」
「男性は基本的に家から出なくて傲慢で肥満の人が多いから。出たとしても襲われるかもしれないからかなり警備を固めて動いてるわ」
「じゃぁ僕優しい大人になるね」
「優しすぎると、勘違いしちゃう女が出るからほどほどにしようね」
そんな会話をしていると『男性警護官〇〇〇支部東海本部』の看板が見えてきた。この市の一等地に体育館並みの大きさの建物がありかなり存在感がある。車を停車させ、入り口に向かう。
中に入る驚いたことに入って正面は受付で右側を見ればなんと喫茶店でしかも全員美人だ。
「本日はどのようなご用件でしょうか」
「
「……」
「……」
・
・
・
鬼頭院澪って名前なのか、あんま名前で決めつけるのはよくないがめちゃくちゃ強そうなな名前だ。
どんな人なんだろう、Sと言われるぐらいだから前世の霊長類最強よりはつよいのか?それにしても驚いたな一階が喫茶店だったとわ。
「ありがとうございます」
どうやら終わったようだ、
「では行きましょう」
伊吹山さんについて行く、
「そういえば、その鬼頭院澪さんってどんな人なんですか?」
「澪ですか。彼女は私と同期で、戦闘の面では私とほとんど変わりません。しかし守りの面では日本1の実力です。100人の暴婦に襲われても身を挺して身を守り大丈夫です」
「耐えれるの?」
「まぁ澪はかなり特殊なので」
そんな会話をしていると、目的の部屋についた
「私たちはここまでです、隣の部屋にいますので終えましたらきてください」
「未来くん無理しなくていいからね」
そう言ってお母さんと伊吹山さんが隣の部屋に入る。そしてゆっくりと扉を開ける。
ヒュッ背筋が凍る冷や汗が出る、ものすごく威圧されている。戻るわけにいかないため扉を開ける。
開けるとゴシック系の軍服のような服をきたロングの白髪のかなり高身長の眼つきの鋭い、まさにお姉様や姐御と呼ばれていそうな女性がいる。
「すごいな、今まで来た男どもはそこでチビったり、泣き喚いて戻った。そこに立つ人は君が7人目だ。最年少記録の更新だな」
「最年少なんですか、それは嬉しいですね。僕は何をすればいいでしょうか」
「まぁそんな急ぐな君ぐらいだぞ、命令口調じゃないのわ。他の奴らと来たら扉を開けただけで私が契約を結ぶと勘違いしてる。私もそこまで香織を待たせるわけにもいかないしな」
そして鬼頭院さんは近づいてくる、
「試験は簡単だ、私を殴れ。それで判断する」
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