第8話
その事に不安や恐怖などがないわけではないが、とりあえず死ぬ心配はないだろうと考え、少しだけ安心した
その直後、背中にドスンッ と鈍い衝撃が走る
痛い……
……受け身とるの忘れてた…
ポツリ とそんな事を思う
地面に落ちた時のまま寝転がり、鈍い痛みに顔をしかめる
仰向けの状態で落ちて行ったので、どのタイミングで身体が地面に接するのか分からなくて、受け身をとるタイミングも見逃したのだ
「イテテ…
……消去」
後ろに手をつけ、上半身だけ起こす
その際にパラシュートが邪魔になったので、消す
さあ、ここで(遅くなったが)雄真の能力を紹介しよう!←
雄真が自称神様の変態さんに貰った能力とは、想像を現実にするチカラ
この世界の属性で言うと、 “創造” だ
此処、ガルシアという世界は、剣と魔法の世界で
魔法には沢山の属性がある
一般的に在るのが自然属性の “火” 、 “風” 、 “水” 、 “雷” 、 “土” 、 “光” 、 “闇” 、この7つだ
次に、凄く稀だがその7つの属性とは違う属性を持つ者もいる
それは稀少属性と言い、 “創造” 、 “破壊” 、 “時” 、 “空間” 、 “血” 、など様々在る
そして雄真は、 “創造” だけではなく、 “破壊” と、 “時” と、 “空間” の属性を貰っていたのだ
“破壊” はその名の通り、魔法だろうが肉体だろうが精神だろうが、何だって破壊出来る属性だ
“時” は時間を操る
体感速度を早めたり遅めたり、時間を止める事さえも出来る
“空間” は限定された空間内を広げたり圧縮したり、新しい空間を創る事さえも出来る
なんともチートな能力を授かっていた
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