第64話
荒い息を繰り返し、あの公園への坂道を駆け上がる
横腹は痛いし
息をするのも苦しいし
足も疲れてなかなか動きにくい
だが
それでも充は走りに走った
早く奏くんに会いたいから
やっとの思いで公園に駆け入ると、奏くんはもうその公園に居て、いつも座って話したベンチに座っていた
奏くんは充に気付き、駆け寄ってきた
奏「ち……
充!?
大丈夫っ?」
充「は、ぁ!!
は、…はぁっ」
ずっと走り続けていた充は、奏くんの問いに答えず息を整える
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます