第61話

奏《ねぇ、充


オレ、充に会いたいよ…?


だから、会ってくれない、かな……?》




奏くんから充への言葉


千亜ちゃんへ ではなく、充への言葉


それだけで充はまた泣きそうになった




奏《ねぇ………ダメ?》




寂しそうな、今にも泣き出してしまいそうなか細い声で

大好きな人にお願いされてしまえば、拒否する事なんか出来るはずもなく、




充《………わかった……》




会う事を承諾してしまった




奏《良かった……


じゃぁ、あの公園で待ってる》


充《……うん》

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る