第2話

ケラケラと、厭な笑いがその場を支配する


長瀬 愛斗は、悔しそうに歯噛みする


それを見ていた蘭はというと、うわっ と心の中で呟きながら顔を顰めた(シカメタ)


見なきゃ良かった それが蘭の、いの一番に思った事だった


こういうものは、絡まれても知らんぷりしてもどうしようとも

なかなかよろしくないものだ


介入しようものなら長瀬 愛斗以外の名も知らない生徒達に絡まれるだろうし


知らんぷりしようものならなんか心の中でモヤモヤしてしまうだろう


さて、どうしようか…… となんとなく考えてみる


面倒事は御免被りたいし、だからといってそのまま見捨てる(?)のも気が引けた

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