設定 小林さんと高橋さん(没案に乗せて補足)
小林さんと高橋さん
高橋さんは当初、カースト上位かつ弱者男子の敵みたいなキャラだったのが随分と変わってしまった。
“彼氏がいたら遠慮しないとって思ってる可能性は?”
“ない”
“そんな奴はいない”
断言からのー、
“いきなり告白してきそうだし”
“あんな気持ち悪い奴、さっさと振れ”
“いや、逆恨みでもされたら怖いな”
“こうやって距離を取れ”
というような。
なんか『そういう奴もいるかもな』『小林の気持ちは?』なんて、いろんな人がいることを理解している女子になってしまった。
いや、この没案の方だったとしたら、女子の友達も多い鈴木くん(佐藤くんの友達)も近付かなかったと思う。仮に近付いても自分だけで、クラスの男子を巻き込みはしなかったはず。
無意識ににそういう考えがあってこうなったのか、男子の気持ちも汲みつつの客観的な視点を持てる相談相手が好きなのか。
何にしても、高橋さんがこうなったことのしわ寄せが小林さんにいってしまった。
没案であれば高橋さんに誘導されるままに行動するはずが、佐藤くんへの嫌悪感も強い描写になってしまった気がする。
描写が微妙で申し訳ないですが、女子が男子に唐突に想われる怖さからの話で、小林さんが酷い女子というわけではないです。小林さんは佐藤くんを嫌っているわけではなくて、想われている、あるいは想われるのが怖いだけです。
佐藤くんの言動がもう少し違ってゆっくりと関係を深めていけていたのなら、結果も違っていたかもしれません。色々と噛み合わなかった不幸な出来事ですね。
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