第2話 モニカはおひるね、よるねられるかな?
モニカにはお
「リジェルよん。ヨロシクね。モニカの
リジェル
コンコン……。
「はい」
「ねえたまぁ」
「なぁに、モニカ?」
「ねむれないのでつ」
「お
「うぅ……」
「
「ケルスといっしょでつ」
ケルスはおっきくて
「そ。ケルス、ありがと」
ケルスはお
「おいで、モニカ」
「あい」
リジェルはベッドでご
リジェルはにっこり。
「本、読んであげよっか?」
「あい!」
「じゃあ……」
リジェル、ニヤリ。
「『
「にゃあっ!」
「なあに、大きな
「
「この
「や!」
「
「や! ねえたま、いじわるでつ! きらいでち!」
「そぉ? わたしはモニカ、大好きだけどな」
「キャハハハ! こちょこちょしたらダメでつぅ」
「フフ……。ま、いっか。いつまでも
リジェルは本を
「くらいくらい、くらいよ、こわいよ、おばけがそこにいるよ……」
「やあぁぁっ!! こわいおはなしもだめなのでちっ」
「アハハハ」
ちょっといじわるだけど、
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