第13話、料理タイムと視聴者との雑談
さてと今回作るのは料理があんまり得意ではない人にも作れるやつを作り始めた。
そしてせっかくダンジョンで潜っているのでそれらしい料理を始めたのである。
「それでは前回は健くんたちが料理が得意ではない人も多いからと言われたのでそんな人でも作れる料理をしたいと思っております」
そうして俺はフライパンを取り出して外で焚き火を起こしてからフライパンの上にバターをのせて満面に溶かしてからその上に用意をしていたドラゴンのお肉を焼き始めた。
このドラゴンはエンジェルドラゴンでヘルズドラゴンよりもさらなる強力なドラゴンでダンジョンの下層よりも更に深く、深層にしか生息していないドラゴンで基本的に未だに存在が知られていないらしい。
偶々、エンジェルドラゴンに遭わずにいるだけなのかなと思いながら料理をしてそこに暁エビを入れて蓋をしてしばらくこれで焼きますのでその間にスープを作り始めた。
スープはエンジェルドラゴンの骨を使い出汁を取りながら薬草など入れてから醤油を入れて味付けをしていた。
今回は作りやすいのがテーマなので問題はないなと思っているとコメント欄から色々と書かれてきたのである。
コメント
・あの〜エンジェルドラゴンって聞いたことがないのですけど何処に生息しているのですか?
・確かに料理自体は簡単になっているな!(なお、食材は滅茶苦茶に集めるのが厳しそうですが)
・ともかく美味しそうな料理なのは間違いないからそこは安心だけど・・・
やはりこの動画を見ている者たちは初心者が多いのか分かっていない人が多いので説明をするのだった。
「エンジェルドラゴンと言うのはダンジョンの深層に生息しているドラゴンであり前に紹介したヘルズドラゴンよりも遥かに強いドラゴンでありドラゴンの中でもトップクラスの強さを誇っているドラゴンだから初心者が万が一に遭遇したら逃げるようにしてくださいね」
しっかりと説明をしてあげた、今の時代は説明などしておかないと危険なのでここまで教えたら問題はなきだろうと思っていたら別の方面でコメント欄が荒れてきたのであった。
コメント
・深層!?深層って未だに日本では探索など全くもできていない場所ですよ!?
・と言うか川内のおっさんは深層まで潜った事があるの!?
・知らない食材だったからまさかと思っていたけどやはり深層までこのおっさんは潜った事があるのか
・なら日本の中でも攻略した者が未だに一人しかいないと言われている真鶴ダンジョンとかももしかして攻略出来ますか
コメント欄に真鶴ダンジョンって書かれてあって懐かしいなと思い出していた。あそこは日本の中でも深層がある数少ないダンジョンで弟子を育てる時に良くそこで潜って修行をさせたものだなと思い出していた。
でもそんなコメント欄の中でもいくら何でも嘘だろと思っている人が多くいるらしいので俺はならもし機会があれば真鶴ダンジョンでも配信とかしてみたいなと言うと皆が是非ともお願いしますと一斉にお願いをしてきた。
そんなに配信を見たいのかと思ってならば頑張って配信をしたいけどこの子達の協力がないと配信なんて無理だからやはり真鶴ダンジョンに向かう為にも強くさせないとならないなと言うとコメント欄で哀れすぎるだろこの炎上隊たちはと書かれてあった。
そうかな強くさせるのだから・・っあ!そう言えばせっかくレベル上げをするのだからあれを装備させてあげるかととある物を思い出して魔法でしまってあったが取り出すと待たしてもコメント欄でもうおっさんがやることにはツッコミを入れないけどその魔法は何処で覚えたのですかと質問が来た。
「この魔法は俺が幼い頃にとある人から教えてもらったのだ。ついでに伝えると他の魔法とかもその人から教えてもらっているしダンジョンに関してのこともその人から教えてもらった賜物だよ」
そう伝えるとこんな化け物おっさんを作り出した人とか会ってみたいなとコメントが多く寄せられたので少しばかり話を続けた。
「でもその人はもう亡くなってしまっているけどね・・・でもその人のことは今でも尊敬をしているし俺の一生の憧れであることには変わりはないから」
そう思い出しながら伝えると自然と過去を思い出して懐かしくて泣きそうになったけど人前で泣くのは恥ずかしいから堪えていた。
そんな事をしているとコメント欄にもしその人に何か伝える事があれば何を伝えたいですかと書かれてきたので俺は素直に答えた。
そうだな、あなたのおかげで俺は今、ここに居ますと伝えたいかなと言った。
何かそう言うと恥ずかしくなってきたからもうここで終わりと言って料理も終えて完成形も見せ始めた。
こんな感じになりましたけど如何でしょうかと言いながら俺は健くんたちをご飯ができたよと声を上げて伝えるのだった。
すると3人とも外に出てきてできた料理を見て本当におじさんは料理が上手いよねと言われながらも別にあの人に比べたら俺は下手だと思うけどなと言うとおじさんよりも上手い人ってそれはそれで会ってみたいけど会えないよと言われた。
まあ、それに関してはまさしくその通りだからなと思っていると他の二人がお腹が空いてきたので食事にしましょうと言ってきた。
確かに料理は冷めてたら上手くなくなるよねと納得してから四人で食べ始めた。
すると3人とも滅茶苦茶に美味しいと言われて良かったと思いながら食事をして終わる頃に明日の予定を話し始めた。
「明日の予定の話になるが明日はこの下層で三人にレベル上げをしてもらう。安心してほしい魔物たちを瀕死の状態にさせてから任せるから安心してレベル上げをしてほしい。それと明日はこの仮面と指輪を装備して望んでほしい、これにはレベルアップと同時に追加で能力を追加で増加させる能力があるからこれをつけてレベルアップをすれば格段に効率が良くなるからね」
長い説明になったけど取り敢えずこれを装備してやれば良いのですねと納得していたし魔物たちに関してもこうして平和に出来ているのだから出来るでしょうと理解をしてくれていた。
やはり実績があると信頼をされるなと思っていると明日も俺が料理を作ってくれるのですかと聞かれたので勿論そのつもりだけどと答えると3人とも嬉しそうにしていた。
その時に鈴谷ちゃんが明日の料理に私も参加しても宜しいですかと聞いてきたので構わないけどどうしてだと聞くとせっかくここまでおいしい料理を作れるなら教えてもらいたいと思ったらしくそれならば歓迎するよと許可をしたのだった。
それからは明日に備えてゆっくりと休む前にお風呂でも入ってきなと風呂がある事を伝えると鈴谷ちゃんと恵美ちゃん達は先に入ってきますねと言って一足先に向かった。
俺と健くんは片づけを終えてからリビングルームに向かい暇だったのでこんな時の為に持ってきていたテレビゲームを持ってきておいて良かったと思いながらせっかくだから健くんと勝負をする事になった。
前回はダーツの勝負で負けてしまったけどテレビゲームならそう簡単に負けはしないよと言いながら勝負を始めた。
それから一時間後、全くも健くんに対してゲームで見込みがないのですけど!?
もしかして健くんってプロゲーマーだったりしますかと言いたくなる程に完敗をしていたのである。
リアルなら絶対に負けないのにと思っていると恵美ちゃんと鈴谷ちゃんの二人が風呂から上がってきたので仕方がなくゲームを切り上げて風呂に入って明日に備えるのだった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます