第9話、暗躍
さてとまずはヤクザの所に向かい情報を集めますかとヤクザの事務所に向い始めたのである。
まずはここで事実確認をしておかないといけないなと思いながら向かうと先程に攻撃を受けて怪我をしていたヤクザたちが事務所の前で怒られていた。
「貴様ら、何でただの小娘と女程度しかいない者たちに破れやがった、このヤクザの恥晒し目」
「違うですぜ、兄貴。変な男に急に襲われて負けてしまっただけなのです。信じてください」
ならそいつを今すぐにここに連れてこいと言われていたのでその手間はないと思いますよと言いながら俺は姿をヤクザたちの前に現した。
組長らしい人が何だおっさんがと言ってきたけど下っ端たちが兄貴こいつですと指を指して来たのを見てそうか、お前が俺たちをコケにしたのかと聞いてきたので俺は返答をするのだった。
「別にあれがそう思うなら思えばいいさ、それよりも俺はとあることを聞きたいのだ。この写真の政治家と関わりを持っていますよね、それを確かめたくて来たのともう一つが阿賀野家にこれ以上、関わりをするな。素直に2つのことを聞いてくれるなら・・・これをやるよ」
そう言って俺は魔法でお金を入れたケースを取り出してヤクザたちの前に差し上げた。ケースは5つほど差し出して1ケース、1億円が入っており5億円ほど差し出した。
もしこれで応じれば何もせずに素直に引くしもし断るようなことをすれば・・・・。
「足りないな、2つを応じるには少ない金額だな、おじさんよ」
そうかそうか、欲張ってもっとお金を引き出そうとしているのか・・・・
・・・素直に応じれば死ぬことはなかったのに。
返事を貰えた俺は一瞬で周りにいたヤクザ達を皆殺しにした。先程の反応でこのヤクザ達と政治家達と繋がっていることは理解をしたので用済みとしてこの世から消した。
素直に応じれば良かったのにと思いながらすぐに死体を事務所の中に入れ込んだ。辺りは夜になっている上に魔法で周りから見られないようにしていると言っても時間が長ければ近所から不信感を抱くだろうしすぐに終わらせた。
その後、繫がりを持っていることを確信したので目的の政治家がいる場所まで来てみたらやはり噂通りにロシア政府と繋がって見るらしく密かに会談をしていたのである。
これだけでもかなり効果はあるかもしれないが相手は政治家と隣国のロシア政府である、平気で権力でもみ消す事など可能であるので力には力でねじ伏せるとして俺は絶対的な強さで打ちのめす事にした。
それにこの世界のレベルの基準を考えればかなりの強者を集めているけど俺からすれば雑魚の中の雑魚としか言えない。
怪我することもないだろうけどここは圧倒的な絶望を与えて殺してやろう。なんせ権力者たちには圧倒的な絶望を与えるととても面白い反応をしてくれるからな普通の人にやっても何も面白くないけど。
さてとそろそろ参りますかと言いながら侵入してから挨拶をするのだった。
「どうもこんばんわ!あなた達の命を今宵、奪いに来た者です!どうか短い間かもしれませんがよろしくお願いします」
そう大きな声で言うと周りは敵襲と言って厳戒態勢をして攻撃を構えていたが未だに銃火器を使っているとはいくら何でもと思っていると一斉に射撃をしてきたので結界を張って様子を見ていると周りが馬鹿なそんな事があるはずもないと慌てていた。
「そんな、これは魔法で編み出した結界も破壊するほどに破壊力を持っているのにどうして全くも破壊など出来ないのだ」
「そんな玩具みたいなやつで俺の結界を破壊できるなんて思わないほうが良いぞ」
そう伝えているのに周り者たちは諦めずに撃ち続けて着ていたのでそろそろやめないと殺させれても良いよと判断してしまうけど構わないのかなと最後の忠告をしてあげたのだけどやめる気配は全くもなく俺は分かったので行動に移し始めたのである。
周りに巨大な炎を魔法で編み出してそのまま周りの者たちを燃やし尽くし始めた。すると熱い熱いと泣きそうな声で悲鳴を上げて周りの者たちはみな暴れて必死に火を消そうとしていた。
だから止めておけと伝えていたのにと呆れながら俺は先に進み始めた。周りの者たちは誰一人として止めることはせずに必死に消そうとしていたが少しばかり進む頃には静かになっていた。
完全に燃えてしまって灰にでもなったのであろうなと感じながら進むと奥では目的の政治家と並びにロシア人の政治家らしい人もそこにいたので挨拶をすることにした。
「どうもこんな夜遅くの訪問、失礼かもしれませんがどうも私がこれからすることはとても犯罪なのでこんな夜遅くではないと遣りづらいですからね・・・そんなことを言っていますけどあなた達もそうなんでしょう。こんな夜中にヒソヒソと仲良く会談をしているのは・・・ね」
そう言って俺は静かに迫ってきていた、すると政治家たちは取引をしようと言って俺を懐柔しようとしてきたのである。
お金がほしいだろ、権力もいいぞ、何なら美女も集めてやるから落ち着いてくれと命乞いみたいな事をしてきたのだけど別にその気になれば手に入ることができるものばかりなので何も応答せずにゆっくりとゆっくりと政治家たちに近づいて行くのだった。
すると政治家たちは周りの警備兵たちは何をしている、高い金を払っているのにと激怒をしていたが俺が今頃灰にでもなっているのじゃないかなと笑みを浮かべながら答えてあげると政治家たちはさらに真っ青にしながら泣きながら命乞いをして助かろうとしていた。
でも助ける気なんてサラサラにないのですけどねと思いながら近づくとこちらにこの世界ではかなりの強者に入るだろう人物がこちらに迫ってきていることが分かった。
万が一にも逃してはならないので楽しむことは諦めてさっさっと殺すことにしたのであった。
そうして一瞬の内に殺した直後に現れたのは恐らくロシア側の精鋭部隊の一人であろう人物が見えたがその人物がまさにロシア系美女と言える姿をしておりさらに言えば幼さも顔に残しており滅茶苦茶に好み。
キターーー!!と内心で喜びながらも俺は余裕を持って相手を始めるのだった。
「どうも初めまして、お嬢さん。この様な血まみれと欲望が渦巻いている夜の会談に参加をするのですかなぁ」
するとロシア系美女はこれはあなたが一人でやったことなのですかと聞かれれたので素直にその通りだけどどうするつもりなのですかなと返答をすると向こうは戦うつもりで武器を構えて攻撃をしようとしていた。
全くも相手の実力はしっかりと把握しておかないと簡単に死んでしまう事になるのに。でも今回はこんなロシア系美女だから殺す事はせずに夜の楽しみとして扱う事にしてあげよう。
そんな事を考えていたら俺に対して攻撃をしてきたのだけど確かに今までのやつに比べたら格段に速く攻撃をしてきて威力もかなりあるのだけど俺に対して戦うにはあまりにも貧弱だなと感じていた。
この世界の者達と戦うだけであれば間違いなく事が足りる程の実力を持っている。俺が相手でなければ間違いなく最強クラスだっただろうにな。
そう考えながら戦いを始めていたがやはり簡単に避けられていた。そうしていると近くに誰かもう一人いるなと感じたがその者は余りにも力が弱すぎると思っていると姿を現したのである。
とても弱々しい少年で誰かいますかとこの場所で平気な声で言ってきたのでもしかしてと思って調べてみるとやはりこの子は目が見えていないことが分かった。
するとロシア系美女がアッシュ、来てはだめと慌てていたのでもしかして弟なのかなと思ってみていたその時に俺に閃きが舞い降りた。
このロシア系美女の弟なら弟を助けるために・・・クックっクックックックック、楽しみになってきたな。
そうして弟の不自由な目でも治せば見返りとして一度ぐらいやらかしても大将は大目に見てくれるだろうしこれは楽しみになってきたなと俺は内心でこれからの事を思うと笑ってしまいそうになったが堪えて話を始めるのだった。
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