その2

また汚い格好で、

天田 創亜(アマタ ソウア)

掃除屋である。

殺し屋の零のパートナーであった。


創亜「またそんな格好で血まみれじゃん」

零「傘忘れたんだもん」

ピンポーン

チャイムが鳴った。

零「はーい!」

???「あなた方強いらしいですね。」

零「そうですね。

人の家に喧嘩を売りにくる子には

お仕置きが必要だね」

創亜「さよならだ。」

すると相手はいきなり飛びかかってきた。

零「だめだよ、そんな無闇に攻撃しちゃ」

弾き返す零、相手は刀を構えた。

創亜「でも今は武器がないね」

零「いいの見つけた!」

零は洗濯バサミを取り出した。

相手の攻撃を避けて、後ろから

二つの洗濯バサミで相手の手の甲を挟む。

できた隙を見て零は創亜に指示を出した。

零「氷」

創亜「ふぇ〜」

創亜は風を吹き、相手の足元を凍らせた。

創亜は体に龍の血が混じっているので

属性攻撃に長けている。

相手は刀を投げてきた。

それに対し零はカッターで弾く。

相手の刀をとり身動きの取れなくなった。

相手に向けた。

零「なんのようだ」

空気は凍てついた。

???「いや、ぼく、

戦闘狂なんで来ちゃいました」

零「それならうちの部隊に入ってくれない」

創亜「そんな簡単に信じていいの?」

零「あの状況で逃げなかったのは

組織に入ってなかったから

行く場所がなかったのでしょ。」

創亜「たしかに、というか名前は?」

「朱紀です。」

創亜「よろしく朱紀くん。」

朱紀「女子なんですが」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る