記録
D博士はついに大きな発明を完成させた。
「博士、この大きな銀の筒は何なのですか」
「Sくん、よく聞いてくれた。実を言うとこれはアカシックレコードなのだよ」
「アカシックレコードですか」
「そうとも、万物の記録媒体と言ってもいい。簡単に説明すると、全世界のあらゆる情報を無限に記録し続ける機械なのだ」
「それは、すごいモノなのでしょうか」
「すごいとも。いいかい君、ありとあらゆる情報を記録するのだよ。君と私がこうして話している内容すら記録されるのだ。何処で誰が何をしようとコレは書き漏らさない、完璧に記録する」
「それはすごいですね!もしそれが本当なら世界から未解決の事件などなくなりますよ!」
「そうだろう、そうだろう。ではスイッチをいれるぞ」
D博士がスイッチを押した。
D博士がスイッチを押したと記録された。
D博士がスイッチを押したと記録されたと記録された。
D博士がスイッチを押したと記録されたと記録されたと記録された。
D博士がスイッチを押したと記録されたと記録されたと記録されたと記録された。
D博士がスイッチを押したと記録されたと記録されたと記録されたと記録されたと記録された。
D博士がスイッチを押したと記録されたと記録されたと記録されたと記録されたと記録されたと記録された。
D博士がスイッチを押したと記録されたと記録されたと記録されたと記録されたと記録されたと記録されたと記録された。
D博士がスイッチを押したと記録されたと記録されたと記録されたと記録されたと記録されたと記録されたと記録されたと記録された。
D博士が…
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