第29話

カチャっと鍵をかける音がして、お兄様は部屋に入ってきた。


「まゆ、お前は僕のものなんだよ、約束しただろう」


「そんな約束していません」


「まゆ、毎晩ここでセックスしてるんだね、僕ともしようよ」


「お兄様、どうしたんですか、おかしいです」


「何言ってるの、僕はずっと我慢していたんだ、血の繋がりもないのに、おかしいだろう、男と女は好きならセックスするのが当たり前だ」


お兄様は私を捕まえて、ベッドに押し倒した。


首筋に熱い息がかかり、舌で舐め回した。


「いや、やめて」


お兄様はブラウスを引きちぎり、ブラを持ち上げた。


露わになった乳房を舐め回した。


乳頭が立ってきた。


「まゆ、もう感じてくれているんだね、気持ちいいかい」


「気持ちよくありません、やめてお願い」


ベッドにネクタイで私の手を縛り付けて、抵抗出来ないようにされた。


下着に手をかけて、一気に脱がされた。


股を大きく開かされて、ペロペロ舐め回した。


「いや、助けて」

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