第67話
圭子の手からナイフを奪い取り、くるみから圭子を引き離した。
「知ってるんでしょ、裕太郎さんの居場所を教えなさい」
「私は知りません」
「あなた、姿を消してちょうだい、私の言っていること、わかるわよね」
くるみは命の危険を感じた。
後ろから押されたり、上から物が落ちてきたり、くるみは店を辞めた。
そして、ホテルも出たのだ。
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