第七章 彼の嫉妬
第49話
「嫌な予感がして戻ってきた、待ち伏せなんて卑怯な手を使いやがって」
彼は私を抱き寄せてキスをした、そのまま私を抱きかかえてベッドに押し倒した。
首筋に彼の唇が触れると身体が熱ってくるのを感じた、胸のボタンを外し、私の上着を脱がす、キャミソールから胸の膨らみが露わになり、彼の唇が押し当てられた。
彼の呼吸が荒くなり、彼の手が私の太腿から股へと滑り込んだ。
思わず「駄目」と叫んだ、しかし彼は私の言葉を聞かず身体を押しつけてくる。
「蓮さん、それ以上は・・・」
「まだあいつに惚れてるのか」
「違います」
「美希、俺はお前を愛してる」
キャミソールの胸の部分に彼の手がかかり、胸に触れた。
「イヤ」
私は溢れる涙を堪えながら叫んだ。
彼は我に返って私から離れた、そして部屋を出て行った。
堪えていた涙が一気に溢れ出し止まらない、どうしよう、彼を拒絶してしまった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます