第三章 彼の溺愛
第25話
「美希が心配で迎えに来た、これから朝毎日迎えに来る、それで帰りもここまで送る」
彼は何を考えているのだろうと予想がつかなかった。
「社長、秘書の送り迎えをする社長なんて聞いたことありませんよ」
「じゃあ、俺のマンションに引っ越してこい」
「社長と秘書が一緒に住むなんて聞いたことありませんよ、夫婦じゃあるまいし」
「だから俺は結婚しようって言ってる」
「社長のこと全然知らないですし、いきなり結婚なんて出来ません」
「わかった、今度の休みに出かけるぞ、空けておけよ」
彼は私の意見は聞かず、いつも勝手に決めてしまう、そんな事を考えていると、急に彼は私の手を引き寄せキスしてきた。
ドキドキする、意識が遠のきそう、彼の舌が私の舌に絡んでそのままベッドに倒れ込んだ。彼の唇が私の首筋に触れる、私は思わず声が出てしまった。
「美希、感じた?、このまま一気に最後まで行くぞ」
彼の手が私の太腿へ滑り込んだ。
「駄目、社長駄目です、これから仕事ですよ」
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