第6話
信長は予想外の言葉に戸惑った。
「勝手に決めないでください、私を恋人にしたいなら、もっと甘い言葉で口説いてもらわないとダメです」
「恋人とはなんだ」
「好きな人です」
信長は考えていた。
「口説くとはどう言うことだ」
「自分を好きになってもらうために努力することです」
「なぜ、そのようなことをしなくてはならぬ、俺が決めたことにお前は従えば良い」
「私はあなたを好きではありません、信玄様なら恋人になってもいいですけど」
信長はいきなり立ち上がり、刀を抜いた。
「キャ」
「お前、俺の言うことに逆らうのか」
そこに、さっきの豊臣秀吉が入ってきた。
「お館様、刀をお納めください、相手は力のない女です」
「そ、そう言うところが嫌いなんです」
「なんだと」
「お館様、気を鎮めてください、マミ、お前もお館様に謝るのだ」
「どうして、私が謝らないと行けないのですか、いきなり、俺の女になれなんて、
横暴なこと言う信長が悪いんでしょ」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます