第10話
夜の繁華街ーー
前歯なしのチャラ男と、その知り合いらしい金髪男に 挟まれてしまった。
「その制服 めっちゃ好きなんだよ」
金髪の男が更に近づき、ぐいっと私の手首を掴む。
動けない私に、チャラ男が近寄り、
「カワイイ!!!」
突然、抱きついてきた。
「ちょっと、やめて!」
____やっぱり臭い!
二人の男は、強引に路地裏の人目のない所へ連れ込もうとする。
やだ、このままじゃ、やられちゃう!
ガブッ!
と、
思わず、男の手を思いっきり咬んだ。
「いっ…てー!」
今だっ!!
隙ができて、走って逃げた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます