タイトル[愚者は魔術師に世界に至れるのか?]

絶望を超越するもの

タイトル[愚者は魔術師に世界に至れるのか?]

君はタロットを知っているだろうか?

タロットとは22枚の「大アルカナ」と

56枚の「小アルカナ」によってなるものだ

基本的に有名なのは「大アルカナ」でありその内容は

[ー]THE FOOL 愚者


正位置:旅立ち 自由人

逆位置:計画性の無さ 非協調的



[1]THE MAGICIAN 魔術師


正位置:独創性 技術力 転機 

逆位置:方向転換の時期 経験不足



[2]THE HIGH PRIESTESS 女教皇


正位置:思慮深さ 努力家 

逆位置:あさはかさ 気難しさ



[3]THE EMPRESS 女帝


正位置:繁栄 豊かさ 収穫 

逆位置:不安定な愛 停滞



[4]THE EMPEROR 皇帝


正位置:優れた指導力 責任感 

逆位置:弱さ 優柔不断


[5]そんなものは知っているから飛ばして本題を話せって?

これを見ている人たちには知らない人もいるてのにせっかち過ぎるぞ

まあ仕方ないか「大アルカナ」を知らない人は自分で調べてくれ

それじゃあ本題に入らせてもらうよ「大アルカナ」には様々な解釈があるが

この私はこう言った解釈をしている

「愚者は魔術師になりそして世界に至る」

だから君たちにはそれが正しいと実証して欲しいんだ

う〜ん?どうやってそれが正しいと証明するのかだって?

それは言ってみればわかるさ [そうして彼はどこかに落ちて行った]




◇◇◇




ある村で一人の子供が生まれたその子供は無限の可能性があった

それは良い意味でもあるが悪い意味でもあるったが周りがその意味を付けた

その存在は愚かで馬鹿であったが善であった、故に皆に好かれ世話を焼かれた

そうして彼は順調に成長して愚かでは無くなった馬鹿では無くなったが

それでも変わらず善であったが彼はあらゆる力を手に入れて助長もしていた

だがそれは周りによって抑えられてもいて彼はバランスの取れた素晴らしい

存在であったがその存在は始まりの前・終わりの後である事に気がつくものは

一人として現れはしなかった、だからバランスが取れている様に見えるが

それとは全くの逆の存在であったそんな状態で彼は成長をし続けたが故に

彼は限界を迎えただから完璧になることはできなかった、だから彼は

村を出て外に向かって彼は孤独となって彼は己と向き合っで彼は迷った

迷いに迷い続けて一つの答えを得た、己とは矛盾している存在だが

それだからと言って己を受け入れられないということではないと

矛盾がある存在こそが本当の完全な存在であると知って己は辿り着いた




◇◇◇




「愚者は魔術師になりそして世界になり損ない隠者となり世界に至る」か

私の予想とは違ったけれどまあなかなかに楽しかったよ

それじゃあまた次の世界で会おうさようなら、本当にさようならだよ諸君

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