第32話
―――――…
奥のほうから話し声が聞こえてくる
「恋羽、ごめんね出れなくて
アナタはもういいから、
部屋に戻って休んでなさい?」
「うん、そうするね…」
射沙波「??
(あっ、そーいや…
俺は今 引っ越し業者なんだった!
・・・え?てことは、
引っ越しするのか?
恋羽ちゃん・・・!?)」
コンコンコン・・・
恋羽の母「お待たせしました
暑いので、冷たいものでも
どうぞ」
小橋「あ、わざわざすみません」
射沙波「・・・。」 ペコリ…
俺は身バレを恐れながら 無言で会釈をした
恋羽の母「隣の部屋に発送物をまとめて
おきましたので、
お手数ですが、搬出をお願い
しますね」
小橋「イザ・・・じゃなくて、
お、おい
飲み物のんだら運ぼうか?」
射沙波「ハイ、了解っす(ボソッ…)
(まさか・・・転校??
そ…んな・・・)」
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