第21話

鼠弥ネズヤ

「妙な感じだったな、今の」



鬼頭

「あぁ… 

 喋ったっつーか」



輝羅理

「やっぱそーだよな?


 頭ン中に直接語り掛けてくる感じ?」



暗く重いのに、鮮明に響くような

不思議な声だった。



凍雅

「まぁ何でもいんじゃね?


 それより、こっから飛び降りたらうまいこと

 着地できっかな?」



鬼頭

「あのな・・・

 さすがにオメーでもこの高さじゃ着地

 云々じゃねぇだろ」



凍雅

「そーかなぁ」



ありす

「思ったよりネジ飛んでるヤツが

 居てちょっとウケんだけど・・・」

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